安乗埼灯台(あのりざきとうだい)

「伊勢の神崎、国崎の鎧、波切大王なけりゃよい」と江戸の昔から船頭たちに唄いつがれたように、ここで難破する船は跡を断たず、灯台の設置は海に生きる人々の切なる願いでしたこの灯台は天然の良港、的矢湾の入り口に位置し、明治6年4月1日に8角形総けやき造りの洋式灯台として点灯されましたフレネル式多面閃光レンズを用いたものとしては日本で一番最初に造られた灯台でした。その後昭和23年に現在の総コンクリート造りに新替えされました、当初の総けやき造りの灯台は現在東京の「船の科学館」に最古の木造灯台として移築保存されています。
安乗埼灯台概要
位置 北緯34度21分13秒東経136度54分41秒
染色構造 白色四角形コンクリート造り
等級及び灯質 四等フレネル式単閃光毎15秒に一閃光
光度 33万カンデラ
光達距離 16.5海里(約30km)
高さ 地上〜頂部12.7m 水面〜灯火33.3m
管理事務所 第4管区海上保安本部鳥羽航路標識事務所
※この灯台が100年以上の歴史の中で数多くの船人の命と貴重な財貨を人知れず救ってきたであろうことを想うとき、これからも夜毎美しい光を沖ゆく船に投げかけ続けるよう祈念するものであります                                社団法人 燈光会